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Gmailについてのよくある誤解

Gmailについては不正確な情報がたくさん出回っています。以前は正しかったものもあれば、誤解されたニュースやデマから生まれたものもあります。以下では、それぞれの主張について現在の状況と確認できる場所を簡単に説明します。

この記事の内容
  1. 「Googleは広告を表示するためにメールを読んでいる」
  2. 「Gmailはもうすぐ終了する」
  3. 「アドレスにドットを入れると、別の人にメールが届く」
  4. 「削除したメールはすぐに完全に消える」
  5. 「迷惑メールフォルダのメールは、Gmailが除外済みだから安全」
  6. 「15 GBはメール専用」
  7. 「使っていないGmailアカウントはずっと残る」
  8. 「情報保護モードで送ったメールは誰も保存できない」
  9. 「安全性の低いアプリを許可すれば、古いメールアプリも使える」
  10. うまくいかない場合

「Googleは広告を表示するためにメールを読んでいる」

現在は正しくありません。Googleは2017年6月、無料のGmailでもメールの内容を広告のパーソナライズに使わないと発表しました。Googleのヘルプによれば、Gmailの広告はGoogle アカウントに関連付けられたオンラインのアクティビティに基づくもので、メールの内容に基づくものではなく、広告の選択は完全に自動で行われます。

  • 正しい点:Gmailは機械的な処理で迷惑メールやマルウェアを除外しています。また「スマート機能」がオンの場合は、カテゴリへの振り分け、スマート作成、荷物の追跡情報のまとめなどが、メールの内容に基づいて動作します。これは自動処理で、人が読んでいるわけではありません。
  • 設定:欧州経済領域、英国、スイス、日本では、スマート機能は初期設定でオフになっています。そのほかの地域では、「設定」>「すべての設定を表示」>「全般」タブの「スマート機能」でオフにできます。
  • パーソナライズド広告:Googleの広告設定でオフにできます。その後も広告は表示されますが、アカウントのデータには基づきません。

「Gmailはもうすぐ終了する」

デマです。2024年2月、Googleのメールを装った偽のスクリーンショットが広まり、Gmailがその年の8月に終了すると伝えました。Gmailの公式Xアカウントは数時間以内にこれを否定し、Gmailは今後も続くと述べました。この種の話はときどき繰り返し出回ります。

  • 誤解の原因:Googleは古い機能や古い画面を終了することがあり、その際は本物の通知を送ります。これはGmail自体の終了を意味するものではありません。
  • 注意点:「アカウントが削除されます。維持するにはこちらをクリック」といったメールはフィッシングです。よくある手口はGmailでよくある詐欺メールと見分け方をご覧ください。

「アドレスにドットを入れると、別の人にメールが届く」

正しくありません。Googleのヘルプによれば、Gmailは@gmail.comの前の部分のドットを無視します。[email protected]と[email protected]は同じメールボックスです。ドットだけが違うアドレスをほかの人が登録することはできません。

  • 例外:職場や学校のGoogle アカウント(独自ドメイン)ではドットは区別され、2つの別のアドレスになります。
  • 区別されるもの:入れ替わったり打ち間違えたりした文字。メールが届かない場合は、まずここを確認しましょう:Gmailにメールが届かない。

「削除したメールはすぐに完全に消える」

そうとは限りません。削除したメールは「ゴミ箱」に移動し、30日間は元に戻せます。その後、Gmailが完全に削除します。「ゴミ箱」を空にすると、メールはすぐに消えます。

  • アーカイブは削除ではない:アーカイブしたメールは受信トレイから消えるだけで、「すべてのメール」には残り、容量も使います。
  • すべての端末で削除される:Gmailはメールを1通につき1つだけ保存しています。スマートフォン、IMAPのメールアプリ、別のパソコンで削除すると、Gmailからも消えます。
  • 相手の手元には残る:送信済みのメールを削除しても、消えるのは自分のメールボックスのものだけで、受信者のメールは消えません。

「迷惑メールフォルダのメールは、Gmailが除外済みだから安全」

危険な誤解です。「迷惑メール」フォルダには、Gmailが不要または疑わしいと判断したメールが集められており、フィッシングメールも含まれます。除外されたというのは受信トレイに表示されないというだけで、開いてリンクをクリックすれば、同じように被害を受ける可能性があります。

  • Gmailは迷惑メールの上部に警告を表示し、除外した理由(似た見た目のアドレス、フィッシングの疑い、確認できない差出人など)を示します。これは読んでおきましょう。
  • 差出人が本物だと確実にわかるまで、疑わしいメールには返信せず、リンクも開かないでください。
  • 知っている本物のメールが迷惑メールに入っていた場合は、「迷惑メールではない」ボタンで戻します。「迷惑メール」の中身は30日後に自動的に削除されます。

「15 GBはメール専用」

正しくありません。無料の15 GBの保存容量は、Gmail、Google ドライブ、Google フォトで共有します。スマートフォンが写真をGoogle フォトにバックアップしていれば、その分メールに使える容量が減ります。容量がいっぱいになると、Gmailでメールを送受信できなくなります。容量の管理についてはGmailの保存容量がいっぱいになったときの空け方をご覧ください。

「使っていないGmailアカウントはずっと残る」

正しくありません。Googleのルールでは、2年以上使われていない個人アカウントは、そのコンテンツとともに削除されることがあります。削除の前には、アカウントのアドレスと再設定用のアドレスに何度か通知が届きます。

  • 利用とみなされるもの:メールを読む・送る、ドライブやYouTubeを使う、ログインした状態で検索する、Google アカウントでほかのサービスにログインする、など。
  • 例外:アカウントに有効な定期購入や残高のあるギフトカードがある場合など。
  • アカウントが不要になったら、計画的に削除することもできます:Gmailの削除とGoogle アカウント全体の削除。

「情報保護モードで送ったメールは誰も保存できない」

正しくありません。「情報保護モード」では、メールの転送、コピー、印刷、ダウンロードが無効になり、有効期限を設定したり、いつでもアクセス権を取り消したりできます。しかしGoogleのヘルプによれば、受信者はメールのスクリーンショットや写真を撮ることができ、マルウェアに感染した端末からは内容をコピーされる可能性もあります。本当に機密性の高い情報は、情報保護モードでも送らないほうが安全です。

「安全性の低いアプリを許可すれば、古いメールアプリも使える」

現在は正しくありません。Googleは2025年3月14日、すべてのGoogle アカウントで、メールアプリがユーザー名とパスワードだけでログインする方法(IMAP、SMTP、POP)を廃止しました。アプリが「Google でログイン」に対応しているか、二段階認証を有効にしたうえでアプリ パスワードを使う必要があります。それでもメールアプリが接続できない場合は職場のネットワークやファイアウォールの内側でメールアプリからGmailを使うをご覧ください。

うまくいかない場合

Googleの社員が私のメールを見ることはありますか?

メールの処理(迷惑メールの除外、カテゴリ、スマート機能)は自動で行われます。Googleのヘルプによれば、広告のためにメールを読んだり監視したりすることはありません。

Gmail終了のニュースが本当かどうかはどうやって確かめられますか?

公式の発表はGoogleのブログ(blog.google)とGmailのヘルプに掲載されます。SNSや迷惑メールにしか出てこない話は、偽物である可能性が高いでしょう。

ドットありとドットなしのアドレスを別々のアカウントとして使えますか?

いいえ。どちらも同じメールボックスです。差出人がドットを付けたり省いたりしてもメールが届く、という点で役立つだけです。

「ゴミ箱」を空にしたあとのメールは取り戻せますか?

通常はできません。ログインした状態でGoogleのヘルプから復元を依頼できますが、結果は保証されません。

アカウントを削除されないためには、毎日ログインする必要がありますか?

その必要はなく、はるかに少ない頻度で十分です。Googleが削除するのは2年間使われなかった場合です。メールを1通読むか、Google アカウントで検索するだけでも利用とみなされます。

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